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重要なことから考える

三谷宏治氏が新しく本を出した。ちょっと迷ったが、本屋で立ち読みしたところ、「知っている話は多々あるが、面白そう」と思ったので買ってみた。

正しく決める力

読んだ感想。
うーん、正直、新しいことが無いなぁ。今さら、そんなこと言われても・・・。
例えば、重要なことから考える。コンサルタント出身だから、と言うこともあるのだろうが、コスト構造分析をして、もっともコスト比率の大きいところから考える。その考え方は確かに重要だが、いまさら言われても。
学生の質問は、質問の仕方が悪いし、答え方も「逃げるような答え方」でさらに悪い。そうそう、確かにそう思う。でも、なぁ。

とある程度まで読んでふと思った。あ、この話って、良く良く考えたら本人から教わっているのか・・・。

改めて考え直してみると、確かに良書。良書のパターンはいくつかあるが、まず絶対条件として読みやすいこと。書いてあることが面白ければ引き込まれる。一方でつまらなければ、そもそも読まれない。その上で。
大きく分けると、「新しい切り口を世の中に紹介する」ものと、「既知の事を分かりやすく説明する」ものとが存在する。この本は後者。いや、正確に言うと、「俺にとっては」後者。だが、説明の仕方に関して言えば、俺よりも氏の説明の方がうまいわけで、本にもなっているから説得力もある。だから、周囲に身につけて欲しい考え方、と言うのであれば、この本は非常に有用である。

一番強調したいのはやはり質疑応答だろうか。いろいろなシチュエーションで質疑応答を見るが、大抵酷い。おれがそれほど素晴らしい質問が出来るわけではないが、「え、それ聞いてどうするの?」と言う質問のための質問をする奴、「いやいや、そりゃ答えになってないでしょ」と質問に答えない奴。そういう状況をみると、イラっと来る。世の中の多くの人たちがこの本を読んでいると、そのイライラも解消されるのかと思えば、それはそれでありがたい。
以前、ある方が「経営に正解は無い、が、正問はある」という話をしていた。経営の選択肢は無限にあり、どういう実行の仕方をするか、によるが、「何が重要か」を尋ねる質問は必ずあり、その質問力を鍛える、と言う点でもこの本は意味があるだろう。

ところで、「新しいことが無いなぁ」と言う感想を著者に言ってみたら、「当たり前だ!」と一蹴された。うーん、確かに。

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忘れるネタ

お、この話Blogに書こう、と昼間は思うのだが、夜いざ書こうとすると忘れてしまう。
凄いいい話だったのに、といつも思うのだが、どういう話か覚えていないので、本当に良いかどうかはわからない。

結局、人間の記憶なんていい加減なものだ。

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駅で見かけたこと

先日、駅でゴミを拾っている駅員を見た。
当たり前の話ではあるが、そこそこの年の駅員の方である。私は制服を見て位が分かるようなタイプでは無いので、その人がどのくらい偉いのか、はたまた閑職なのかはわからない。

年功序列で考えれば、部長くらいの歳。駅長がどれくらい偉いのか知らないが、駅長だと言う仮説に則って。

鉄道会社にとって最も重要なのは安全性である。安全性の前には顧客満足度なんてクソクラエだ。という観点に立って言えば、駅の掃除なんて別に駅長がやる必要もなく、恐らく朝だか夕方だか、或いは昼間に清掃要員がやる。もちろん、人が通る限り汚れていくには間違いないが、毎日あるきまった時間に掃除されるのだから別にかまわないだろう。
それを顧客のために、ということで拾っているのかもしれない。

何を価値基準に置くのか、それにも依るのだろうが、ひとつには姿勢も大事なのだろうな、と思った。

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本の価値

本を読んでいると当たり前のことを書いてある本がたまにある。
「いやいや、そんなこと知ってるよ」
「うーん、いまさら言われても当たり前だろ」

今までそう言う本は無価値、と思ってきたのだったが、良く良く考えれば、本当は価値があるのかもしれない。例えば、以前紹介したファシリテーショングラフィックスがそれに当たる。
また、今度紹介するが、他にもそう言う本をつい最近購入し、つい最近「あんまり価値ないなぁ」と思い、ふと思いなおした本もある。

そう言った本は、「俺が言いたいこと」を書いてあるのである。だから、俺が人に言わなくても、その本が人に広めてくれる、しかもわかりやすく、しかも権威付きで。
であれば、俺としては、「これ、良い本だよ」とシレッと薦めればいいだけなのだ。

これこそが本の価値と言わずしてなんとする。

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青島ビールを買うこと

これは俺個人が買った話ではなく、アサヒビールが青島ビールの株式20%をアンハイザーブッシュから買った話。

アンハイザーブッシュとアサヒビールでは、なぜアサヒビールの方が企業価値を高く出来るのかがいまいち分からなかった。アサヒビールの発表によると
① 中国における戦略的パートナーシップ関係の強化
② 中国におけるアサヒビールブランド発展のための事業基盤の強化
が目的らしい。じゃあ、アンハイザーブッシュとっては、②についてはほとんど意味がないのか、という議論になりそうだ。

今、かなりざっくり計算(ざっくり計算ならマルチプルを使え、という説もあるが)してみると、まぁ妥当かもしれんけど・・・。
※恥ずかしいので計算ロジックは書きません。FCF法です。

地理的な問題なのかもしれない。アサヒビール、アンハイザーブッシュ、いずれかの中国戦略に間違いはないのだろうか?
※金融のスペシャリストでは無いので、独り言もこんなつたない話にしかならんな・・・・。

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ピアノ連弾

連弾とは、ひとつのピアノを複数人、通常は二人で弾くことである。
と言う事をハウスウェルネスフーズのC1000のCMを見て知った。

http://jp.youtube.com/watch?v=3vK5WO69K0Y&feature=related

このCMは、とにかく音のインパクトが凄い。ピンポンと会社のロゴを出しておいたあとに、いきなり嵐のようなピアノ連弾。もう、なんのCMかわからないぐらい。
これを弾いているのが、レ・フレールという二人組(兄弟らしい)なのだが、どうもこの曲をCDにしていないっぽいのだ。うーん、一通り聞いてみたいのだがな。ただ、もしかすると、全部聞いてしまうと、「予告編だけ面白いハリウッド映画」みたいな気もしてちょっと怖い。

そう言えば、このC1000ビタミンウォーターは、武田薬品工業(C1000タケダ)だと思っていたのだが、これまた、ハウス食品に売却、子会社化されたっぽい。世の中俺の知らないことはたくさんある。

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panasonicの対応

私は普段、Let's Noteを使っている。理由は幾つかあるのだが、当時自分が欲しいスペックに一番マッチしていた、ということだ。一年とちょい前に買ったから、保証期間はちょっとだけ過ぎてしまった。

最近、電源の接触不良なのか、ACアダプタを指しても充電されたいことが頻繁に見られるようになった。何が問題なのかは分からなかったのだが、PC側の接続部分なのか、それともACアダプタのどこかが断線、あるいは接触不良になっているのか。

それが、つい先日、PCを使っていたら、なんだか煙が出始めた。最初は誰かが近くで煙草を吸っているのかとでも思ったが、そもそも周囲に誰もいない部屋だった。で、気になっていろいろ見てみると、ACアダプタのケーブルから煙が出ている。おいおい、これは穏やかじゃないねぇ・・・。

仕方がないので、panasonicのホームページに書いてある「お問い合わせ」に質問・ご意見を書いてみた。
「すいません、なんだかACアダプタから煙が出てるんですけど、これはこのまま使っていても良いんですかね~」
しばらく、打ち合わせが立て続いたため、メールを見られなかったのだが、何か私の携帯がジャンジャンなっている。06*と来たから、大阪方面なのだと思う。うーん、これは何かなぁ、と思ったら、なんでも、「使うなー」との事らしい。

以前、ガスファンヒーターで問題が起きてからと言うもの、panasonicという企業そのものが、品質トラブルに関して敏感なのかもしれない。あるいは、この製品に不具合が発見されているのか。いずれにしても、対応は迅速だったと思う。打ち合わせが終わってから、かかってきた電話に出てみると、
「すいません、使わないでください。代わりに、新しい電源を宅急便でお送りしましたので、明日届きます。けが等はございませんでしたでしょうか?」「お代は?」「お代は結構です。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」
だそうな。

と言うわけで、翌日にはモノが届いていた。うーん、素晴らしい対応だ。

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背中を押す、と言うことについてもう一度考える

以前、「背中を押す」話をした。2008/12/12のことである。
先日、このBlogを読んでいる方が「背中を押された」と私に言ってきてくれた。ありがたいことである。ありがたいことに、12/12のBlogである、と言うところまで覚えていてくれて感激でその場泣き崩れた(ウソ)ものである。

背中を押す、と言うのは非常に難しく、ただ賛成しておけば良い、と言うことではもちろんないと思う。本人が考えている課題意識や何らかのハードルに対して「それって、こういうことでしょ?」とその課題をさらにクリアにしたり、ハードルを下げてあげる必要がある。理屈としてはそうなのだが、私のスキルとしてそこまでできるとは思っていない。
特に、彼の場合、優秀な方なので、背中を押す、と言うことよりも彼が考えていることに対して、素直に私見を述べると大抵彼の考えていることが合っているので背中を押しているような状態になる、と言うだけの話だ。が、考えてみれば、背中を押す、と言うのはつまりそう言う事なのかもしれない。押してはいけないときだってもちろんある。とすれば、素直に自分の意見を述べる。その際に、いかに的確であるか、ただそれだけなのかもしれない。

結局、背中を押せるようになりたい、と言うのは、まず悩んだ時に相談されて、その時に相手が必要としている適切なアドバイスが出来、そしてその相手がモチベーション高くその方向に再度進むことができる、と言うことだ。
つまり、悩みの相談ができるほど「信頼感」があり、適切なアドバイスができるほど「状況判断力」があり、その方向に行動ができるほど「言葉に力を込められる」と言うことでもある。

背中を押す、と言うことについて改めて考えてみるとやっぱり難しい。少なくとも、何か困ったときに「実は、こんなことで困っててさ。なんかアイディア無い?」くらいでも良いので、話がくるようになると良いのだが。

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スタバでもらったもの

スタバでもらったもの。コーヒーのサンプル品。
スターバックスのような「エクセレントカンパニー(っぽい)」ところからもらったもの、と言うと、何か、サービスの在り方や、企業経営、等など、いろいろありそうだが、コーヒーのサンプル品の話。

先日、一日の中で打ち合わせがいくつかあり、それぞれ別のクライアントに異動する間に当然時間調整でコーヒーを飲んだりする。その中の一つ。いったい、俺は今日コーヒーを何杯飲めば気が済むんだ、と言うその中の一つ。もちろん、コーヒーは好きな方なので問題ないが。

コーヒー豆など、コーヒー一杯の値段から考えたら安いものだから別にすごくありがたがるものでもないが、実際にもらってみるとうれしい。カバンの中からコーヒーの香りがする感じ。

ま、だからなんだと言われても困るが。

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ファシリテーションについて考える(9)~整理する枠組み

ファシリテーションで整理する話について書いた。さて、その上で。私が良くホワイトボード上に書くパターンを書いておこう。これがつまり、私が普段会議内で考えている整理方法、と言えなくもない。一応、想定としては、ホワイトボードをまるまる一枚使えるケースと考えて欲しい。あまりこじんまりとしたところではなかなか書ききれないからだ。ただ、最近では、A4の紙の上にこんなのを書いたりするので、書く気になればどこでも書けるかもしれない。

・メリットデメリット
 メリット/デメリット、あるいはPros.Cons.と言うケースも多いが、これを考えるのは非常に整理がしやすい。特に、複数の意見を比較する場合には圧倒的にこれが良い。使い方は至極簡単で、ホワイトボード全体を横に三つに分け、最初に、「メリット」「デメリット」と書いてしまおう。あとは、表形式でダラダラと書いていけばよい。
 通常、二つの案を比較する場合、一方のメリットはもう一方のデメリットになりやすい。例えば、どこかに行くのに、特急で行くか普通列車で行くか、という比較の場合、普通列車のメリットである「安い」は、裏返せば、特急で行く「金がかかる」というデメリットでもある。が、別にこの段階では気にする必要はない。もちろん、整理できるとより良いが、スペースに余裕がある限りは悩むより書いてしまった方がよい。メリットデメリットは、だぶりより、抜けもれに注意した方が役に立つ。

・田の字
 コンサルタントが大好きな図である。例にもれず、私も大好きである。もう何回もホワイトボードに殴り書いてきたものだ。
 田の字とは、事象を四象限に分けて整理するものである。基本の使い方は、縦と横に何らかの軸を取り、それぞれHighとLowに分ける。派生として真ん中にMiddleを入れて、3×3マトリクスもあるが、経験上2×2の方が使いやすい。田の字は基本的に物事の優先順位を決めたり、意思決定をする際に使う。田の字の効用は大きく二つあり、①軸をわずか二つに絞り込むこと、と②優先順位を明確にすること、である。あっちがいい、こっちがいい、と言う話になった場合にはすかさず主要論点を書きだして田の字を書いてしまうと良い。

・マトリクス
 田の字と見た目の構造は近しいが、もう少し定性的で、おもに整理に使う。世の中の多くの事象は様々なファクターが複雑に絡み合っているが、分類する際には比較的に二軸ぐらいできっておくと整理がつくものだ。
 有名なところでは、Pain-Preasureマトリクスや、ジョハリの窓、アンゾフの成長マトリクス等がある。マトリクスを使う場合は大抵二つ。一つは、議論がかみ合っていないとき。つまり、二軸で評価しないと分からない、と会議中に気付いた時。もう一つは、事前にフレームワークを思いついている時だ。
 なお、三軸使いたいケースも良く出るだろう。一般に人間が可視化してみるときには三軸は分かりにくいのであきらめた方がよい。諦めて複数枚書く方が健全だ。しかしながら、どうしてもその場で、と言う場合には、マーカーの色を変えると、比較的わかりやすい。ただし、アンゾフの成長マトリクスの三軸目(垂直統合)みたいな話では色を変える、という手段は使えないので注意が必要だ。

・ピラミッド
 ホワイトボードに大きく三角形を書き、その三角形が高さ三等分になるように水平に線を二本引く。これがピラミッドの基本形だ。私が最もよく使うシーンは、「組織のトップ層、ミドルマネージャ、現場」を分ける場合である。次に使うのが、「ロイヤル顧客、通常リピート顧客、一般顧客」と顧客層を三つに分ける時だ。他にも、「上位20%の優秀な人」とか、「イノベーター、アーリーアダプター、マジョリティ」等でも使う。
 「数は少ないが上位が重要」と言う事を表現する場合に良く使う。多くの場合は、ピラミッド単体で済むことではなく、このピラミッドの上位層なら***、ミドルは***、下位は***と、ホワイトボード上の別の図に紐付けるか、注釈を書くか、そう言った組み合わせの活用となる。

・時系列
 意外に便利な時系列。意外に忘れがちな時系列。「自分は整理能力がない」と思っている人は、概念をいろいろ考えた後に、時系列観点から考えてみると、一段階ステップアップできる。そんな図である。
 私はSE出身なので、線表ライク(ガントチャートライク)に左から右に書くのが好きだ。時系列の話をしようと思ったら、まずホワイトボードの下1/4くらいに水平に矢印を書く。下は少し開けておいてコメントを書く欄を残しておいた方がよいだろう。(時系列上に各内容が少ないとわかっているならもっとたくさんあけるべきだ。)
 そして次に、「時の始まり」と「時の終わり」を書こう。今から将来のActionPlanを描くなら、始まりは今、終わりは、すべて完了する時だ。過去現在未来の分析なら、過去から未来だろう。
 あとは、目分量でそれっぽいところにいろいろと書きこむと「いつ、何をやるのか」「いつ、何が起こったのか」が整理される。

・箱と矢印
 今まではいろいろなパターンを描いてきたが、これは基本系である箱と矢印である。箱は、長方形、角丸長方形、丸、と言うところが基本だろう。私は大抵長方形である。矢印は→と⇒を使い分けるとカッコいいが、私はこれを使い分けるほどセンスはない。
恐らく、「関係」と「遷移」で使い分けるのだろうが、他にも意味合いは考えられるので、ここは各人で挑戦して頂きたい。
 パワーポイントでの図示になれていれば、箱と矢印は自然に使えるだろうと思う。もし、今までホワイトボードを「箇条書きのツール」と考えている方がいれば、ぜひ積極的に使って頂きたい。これが出来るだけで、「ただの書記」から「ファシリテーター」に昇格だ。

・バリューチェーン
 マイケル・ポーター教授のバリューチェーンの派生である。マイケル・ポーター教授の絵は、ホームベース形を横にした形の中身を切り刻んだものだが、私のお勧めは、そのホームページを複数個つなげるものである。
 たとえば、AIDMAであれば、|A> |I> |D> |M> |A>となっていると気持ちが良い。この形は前後の関係性を示すもので、さまざまなプロセスを記述するのに適している。

・階段・・・理想と現実のギャップ
 理想と現実のギャップを描くパターンは幾つかあるが、一番汎用的なのは、理想を右上、現実を左下に書くものだ。縦軸は「理想に至るまでに足りないもの」、横軸は「それを手に入れるための時間軸」である。これを書くと結果的に階段状になる。

かなり思いつきで書いてみたが、また思いつくようなら更新していきたい。
いずれにしても、自分が得意とする枠組み、考え方を幾つか持っていると会議進行は楽だ。全く知らないテーマであっても、自分が整理できる形に落せば、その観点において自分の得意ゾーンである。これをいくつ持っているか、で整理が出来るかどうかが決まる、とも言えるのである。

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ファシリテーションについて考える(8)~ホワイトボード「で」整理する

 視覚化する、と言う行為は、それ自体が整理をしていることになる。それは、自分の頭の中を書きだす行為であり、書きだすためには何らかの整理(言語的、あるいは、図解的な整理)が必要になるからである。そうすると、見る方も頭の中が整理されることになる。

 と言う事がホワイトボードで整理することの大前提なのだが、ここでは積極的に使ってみたい。今まで書いてきたことに関する繰り返しにもなるが、整理する際にはかなりいろいろなルールを込めるようにしたい。
まずは、書く位置。整理する場合には、全員が決まったルール、決まった前提で見なければならないため、一般的な記法である左から右、上から下に書くべきだ。更に、色にも注意したい。発散の時は自由な色使いがむしろ望まれるが、整理するときには黒、赤、青、あれば緑も含めて、理路整然と使いたいものである。

 整理をする時に使う、と言う事はファシリテーターは書き始める状態で頭の中で初期仮説を作っておく必要がある。でないと整理できずに破たんしてしまうからだ。初期仮説の中でも最も重要なのは、ゴールの形である。こういう時に複数のフレームワークが頭の中にあり、どれを使うかが即座に決定されると非常に良い。
 ただし、フレームワークと言っても、コンサルティング案件で定型的な内容などでなければ、いきなり、3CやSWOTを使うような事はないだろう。だから、有名なフレームワークがその場ですぐに使えるケースは少ない。
 会議には二つの局面があろうかと思う。一つは、事前準備がじっくり出来るケース、一つはできないケース。事前準備がじっくり出来る、とは会議がいきなり整理で始まるもので、既に多くの情報が集まっている状態の時だ。この場合は、事前にどれだけ頭の中が整理されているかが重要だ。事前にパワーポイント等で資料を作り、それを会議で提示する、と言う事もあるだろう。そのパワーポイントを作成するにあたって検討した軸や枠組みをすべて事前に頭の中で想定しておくのである。後は、会議の流れを見ながらその枠を利用していくだけだ。
 一方で、じっくり出来ないケースとは、まず発散、あるいは、その場で状況報告があって、すぐに整理に入るケースだ。いわゆる、「瞬発力が求められる」ケースである。これについても、論点が事前に分かっているのであれば、軸や枠組みは検討しておきたい。そうではなく全く検討できない場合にどうするか?
ある意味、そこからはセンスであるが、私が考える整理方法を幾つか出し、それを元に検討してみよう。

まず、整理する前に心掛けたい事がある。「話がぐしゃぐしゃになっているときは、いろいろな論点が混じりあっている」と言う事を認識しなければならない。私の友人の何人かは既に気付いているだろうが、私の口癖として「それは二つの事を言っていると思っていて」というフレーズを良く使う。複数の論点を一緒に語ってはダメなのだ。その論点を切り分けてやる、という作業が必要だ。それには、特にテクニック、と言う程の事はなく、「①***、②***」と書いてやればよい。勿論、それだけでなく、ここを起点として整理が出来たら最高である。
もう一つの注意点は、軸を意識することだ。コンサルタントが論理思考や発想について書いた本、あるいは、コンサルタント育成を目指した本には必ずと言っていいほど出で来る「軸」である。切れ味の良い軸は、それだけでご飯が三杯は食べられるという代物だ。もちろん、慣れないとなかなかその軸出しはできないし、私も素晴らしい軸を出せるわけではない(このあたりは紹介できればおいおい書いてみたいと思う。)。が、そういった軸を意識しておくと、整理も楽である。

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「営業」を考える

何の因果か、最近は営業をすることもある。小さい会社だから、自分の食いぶちぐらいは自分で取ってこい、と言う事もある。いずれにしても、営業と言っても商材の関係上「ソリューション営業」「コンサルティング営業」と呼ばれるようなものだから、無理やりに売りつける、と言うことだったり、人間関係構築が非常に重要、ということでは無いので、それはそれで助かっている。

そんな状況から、営業の本なども読んでみたりするのだが、どうやら「営業」と言うのは一つではない、ということが最近分かってきた。実は、営業の技術(トーク技術)については、別の観点から眺めるといくつか使える技術がありそうなので、それも含めて調べているので、いろいろなことがなんとなく見えてきた。
※もちろん、やれと言われて出来ることでは無い。

営業、と言うと、MECEでは無いものの、ざっくり、ソリューション営業、ルート営業、一件だけ売ればいいもの、に分けられる。ソリューション営業では、いかに相手の課題に対して提案するかがKey、ルート営業では、コミュニケーションをどれだけとっているかがKey、一件だけ売れば良い、というものはどれだけクロージングができるかがKey、つまり、営業のKey Success Skillが違う、と言うこと。
世の中の多くの本(勿論、違うものもある)は、これらをごちゃまぜに書いている。と言うよりも、営業と言う職種の人々が一般に言われている通り「自分がやってきたことが正しい」と信じる職種だからかもしれないが、自分の成功スタイルを本にしているケースが多そうなのだ。しかも、多くの場合、「営業なんてどこでも同じ。相手に自分を売り込めば良い」と考えていたり、「買ってもらうことがすべて」と考えていたりする。もちろん、いずれも正しい。だが、それがすべてではないし、最重要でないこともある。

いろいろなところで最近言っているが、「違うものは分ける」と言うことが重要だ。
なお、この文章に対する反論として、例えば、「ルート営業だが、ソリューション営業だ」と言う人もいるに違いない。勿論、0/1では無い。が、本質論としては明確に分かれると思っている。分け方もなんとなくはわかっているが、まだまだ軸の切れ味が悪いので、公開はやめておこう。

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ビールを買って帰る

今日はたまたま駅前のスーパーが開いている時間に帰れたので、帰りにビール(発泡酒)を買ってみた。

良く、スーパーで少し多めに買い物をすると、小さめの袋を二枚くれるのだが、大抵「大きい袋一枚にして下さい」と答える。一言で言えば邪魔くさいからだ。
帰りにぶら下げて帰り道、急に「ガン」という音が。どうやら、ぶら下げて歩いていたものが、壁の出っ張りに当たったらしい。
この当たり方は、たぶんビールの缶が角に当たった、と言うところだな。たぶん、缶がへこんでいるはず。と言うことは、このビールを開ける時には、ちょっとしたF1の表彰台みたいなことが起こると言うことか。

家に帰ってみると、なんか、ラジオのノイズのような音がする。シャー、となっている。最初は隣の家がうるさいのかとも一瞬思ったが、さすがに音が近いので、もしかすると、ノートPC?いやぁ、落ちてるはずだけどな。
確かに、PCではない、がまだシャーと音が。

良く良く聞いてみると、先ほど買ってきたスーパーの袋の中から音がする。あ、漏れてる・・・。

ビールを取り出してみると、どうやら先ほどの衝撃で缶に小さな穴が開いているらしく、炭酸の勢いでシューっと出てきているようだ。出てきているようだ、と簡単に書いているが、飛び出しているのだからもうえらい騒ぎだ。すぐに流しにほりこんで、どれが実際にダメなのかを確認。(6本パックで買ったので。)
あぁ、これか・・・。とりあえず、このダメになった缶は開けて、コップに注ぐ。他の缶はとりあえず水で洗い流す。

袋の中は・・・。うーん、軽い湖だな。他に、スナック菓子と、さとうのごはんと、ソーセージ、納豆。全般的にビールまみれ。そして周囲を見てみると、それほど量は多くないながらも、炭酸の勢いでぶちまけられているなぁ・・・。これが炭酸では無い飲料であれば、こんなことにはならなかっただろうに。
(ただ、気付かないだろうか、冷蔵庫の中が大騒ぎだっただろうが・・・。)

うーん、この状態、明日になったら、アレだな。学祭の翌日のあのニオイ、もしかすると部屋に充満するのを覚悟しないといけないかもしれない。

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電車ではお静かに

朝の電車は寝たい。座っていれば寝たい。なんなら立っていても寝られる。
それが、近くで騒がれると辛い。

今日、朝の電車で幸い座っていたら、ちょうど隣の席が2席空いていて、若い女性二人がこう入ってきて座ったのですな。そして、テンション高くしゃべるしゃべる・・・。

まぁ、怒る正式な理由も見当たらず・・・。

朝の電車では皆さん寝て欲しい。

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人としてのアク

今日、過去に頂いた名刺がだいぶゴチャゴチャしてきたので、少し整理してみた。整理するからには当然、過去に頂いた名刺を一通り見ることになる。

さすがにプライベートで交換している名刺なのでほとんど覚えているのだが、中には覚えていない人もいる。何かの会とかに参加して名刺交換した場合、その会の内容は覚えていても、名刺の彼(或いは彼女)を覚えていないケースは多々ある。さすがに、多々ある、というとどんだけ失礼なやつだ、と思われてしまうのだろうが、先方にしてみれば、「なんで俺を覚えていないんだ!」と言うことになる。おれからしたら例えば、50枚中1枚かもしれないが、先方にしてみれば、俺は1人である。

そう考えてみると、「アクの強い人間」と言うのは必ずしも悪いくないのではないか、と思えてきた。自分ではアクが強いタイプでは無い、と信じようと30年くらい生きてきたものの、さすがに30年もすると他の人とちょっと違う(良い方か悪い方かは置いといて)事が分かる。まぁ、いわゆるアクの強いタイプだろうと思う。だからと言って、相手に覚えられている確証はないのだが、たぶん、覚えていない人は良くも悪くも印象に残らなかった人なのである。
ただ、名刺交換だけでそのあと一度も話さない人、なんてのもいるから、必ずしも印象の強い、弱いで語れるわけでは無いのだが、そう言えば、一度名刺交換しただけで毎年欠かさず年賀状を送ってくる方もいるから、努力でカバーできる範囲なのかもしれない。

しかしながら、その年賀状を頂ける方も、たぶん先方は私の事を覚えていないのではないかと思う。と考えると、いずれかだけが覚えている、というこの状態はあまり好ましくないのかもしれない。もしかしたら、この「よく覚えていない名刺の人たち」の中には私の事を覚えていて、街であったら声をかけられるかもしれない。その時、きっと「誰だっけ?」って顔をするだろう。そう考えると、失礼な話だ、何とも。

アクの強さと記憶力。これだけでも、かなり得なのだろうな。とすると、私は一生懸命覚える努力をするしかない、とまぁそう言う事なのだろう。

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ジェネリックの葛根湯

ジェネリック医薬品とは、特許切れした医薬品に対して、他社が同じ成分を用いて製造したモノである。医薬品の開発には10年以上かかるとも言われ、一つの新薬が出来るまでにン億円の研究開発費が必要であるとも言われる。
ジェネリックは、これらの研究開発費がかからないため、一般的に安く販売される。ただ、成分と言っても基本成分が同じなだけなので、スペックに載らないような成分の差や、製造法の差によって多少の効果効能の差が出るのではないかと思う。(但し、厚労省的には同じもの、と言う解釈で、医学的にもほぼ同じである、と認められているのではないだろうか。)
最近、ジェネリックメーカーや、医療費を下げたい政府がしきりに宣伝するのでかなり市民権を得たのではないかと思う。

最近、葛根湯を買った。またまた調子が悪い話を世界中に公言するようでだらしないのだが、風邪をひいた。引いたと言うより、引きそうでヤバい状態、と言う方が近いが。だから葛根湯を選択したとも言えよう。
葛根湯は漢方だが既にかなり前に発売されて当然特許も切れいているため、ドラッグストアに行くと、葛根湯と言うだけでも山ほど売っている。通常、どれがいいですか、と聞くと、大抵は最も価格が安いものを勧めてくれるようだ。これはジェネリックの特徴でもあり、基本的に「効果が同じ」前提なので、価格は安い方がよいのだ。
だが、今日のドラッグストアは違った。葛根湯が欲しい、と言うと、ひとつ勧めてくれたのだが、それは価格ではなく「製造方法が優れているので、他のよりも成分が濃い」のだそうだ。今までそんな差を聞いたことがなかったので結構驚いた。が、確かに考えてみればそう言う事もあるかもしれない。それがどれくらい違うのかは分からないし、そもそもOTC(Over The Counter:ドラッグストアや近所の薬局・薬店で買える薬)を医者が処方する医療用医薬品と比較すると圧倒的に医療用医薬品の方が濃い(2-3倍くらいの成分差と聞く)ので、製法の差で数%程度変わってもあまり差はないのかもしれないが、それにしても聞く方がよいに決まっている。

それ以前にも葛根湯を購入したのだが、その時は知り合いが務めているメーカーのもので、その人が信頼できる人なので「あぁ大丈夫だ」と思ったものだが、そこはジェネリック、信頼もさることながら、効果の差があると聞けばそれは効く方が良いに決まっている。

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CO2削減がなかなか進まないワケ

日経の一面に、地熱発電所に関する記事があった。自然エネルギーを使った発電は資源の乏しい日本にとっては重要な技術なのだろうと思う。CO2排出量が少ないため、政府も支援すると。

最近、「環境対策」と言うとかなりの確率でCO2削減につながっているように思う。何か、CO2削減できる、と言うことが金科玉条のように使われてきている気がする。別に、それがいけないと言っているわけでは無い。不都合な真実でゴア氏が叫んでいる通り、CO2を削減することで温暖化が防げる。それは、まぁそうだろう。が、地球の環境にとって、それがベストか、と言われるとそこに疑問を感じてしまう。
例えば、先ほどの地熱発電所も、化石燃料を燃やすよりは良いと思う。だが、もともと地熱として閉じ込めていたものを地上にエネルギーとしてあげてくるわけだから、大きく「地球」と考えれば確かに熱量は変わらないのだろうが、「地表」と考えるとエネルギー量を増やしてしまう、と言う事なのだろう。クリーンなエネルギーと言っても、それが必ずしも環境に良いとは限らない。

勿論、私が言っていることが正しいかどうかはわからない。その科学的な因果関係を自信を持っていうことはできない。が、直感的に、感覚的に伝わってこないのである。例えば、CO2削減も効果がある、と説明されるとなるほどそんなものなんだろうなぁ、と思う。思うのだが、「なるほど、まさしくそうだ、そうに違いない!」と強く思えないのである。
それは例えば、割り箸もそうだ。割り箸を使うことで、森林伐採に繋がってしまう。それはそうなのだが、割り箸自体は板などを作った木端で作ると聞く。だとすると、割り箸そのものが伐採につながるとは思いにくい。さらに言えば、すでにあるものはもう切り倒してしまった後なので、今さらどうこうということもないのだろう。
勿論、需要と供給の関係もあろうから、割り箸を使わないことが地球環境に貢献している、と言うのは分かる。分かるが、「なるほど!」と来ないのである。

結局、納得感があるかどうか、もっと言えば、直感的に伝わるかどうか、それが問題なのだろう。環境問題はただでさえ、話が大きいうえに実感もない。しかも、ものによっては不便になることを強要するのである。だからこそ、直感的に伝わるメッセージを込めてやることが重要なのだろう。

※決して環境対策不要論を唱えているわけでは無いし、CO2削減や割り箸の非利用そのものを否定するものではありません。

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蒟蒻畑

以前、喉をつまらせる可能性があることが問題になって製造中止となったマンナンライフの蒟蒻畑だが、久々にテレビCMを見た。もしかすると、私がよくテレビを見る時間帯である深夜帯はターゲットではなさそうだから、たまたま「良い時間」にテレビを見ただけなのかもしれないが。対策完了、再発売が2008年11月26日だから、どうやらもう一か月以上も立つらしい。

蒟蒻畑は学生時代に凍らせたものを口に突っ込まれた覚えがあり、確かにゼリーのように口の中で崩れてくれず、アイスのように溶けてくれないために難儀した覚えはある。が、学生のようなアホで無ければ、基本的にそういった事を覚悟の上で食べるはずで、喉に詰まらせるのもある意味自己責任だろうと思う。それを消費者団体か何かが騒いだために一時製造中止になったのだろう。内部にいる人たちにとっては憤懣やるかたない思いがある反面、食品メーカーの使命感のようなものがあれば、それも立派に受け入れたのかもしれない。

私自身は、確かにメタボリックな雰囲気を醸し出しつつあり必要性を感じるものの、ほとんど購入したことはない。ので、個人的にダメージを受けることもないのだが、経営的には残念な事態だったのだろうと思う。今、CMで流れているのは、クラッシュタイプの蒟蒻畑である。喉に詰まらせるぐらいなのだから、最初から細かくしてしまえ、と対策したのかと思ったのだが、元の製品も同様に売っているようだ。
いずれにしても、マンナンライフの今回の対応は非常に良かったと思う。マンナンライフの売上のほとんどは蒟蒻畑によるものだと思う(実は良く知らない)から、気持ちからすれば発売停止になど出来るわけがない。が、昨今の企業の不祥事、および、その対応の悪さを考えると、むしろ早めに非を認め、改善してすぐに再度市場に出す、と言うスタイルをとる方が良いと考えたのだろう。この早さもオーナー企業だからこそ出来る事なのではないだろうか。

それにしても、テレビCMがこのクラッシュタイプからと言うことは、実際にはポーションタイプを積極的に出すことに心理的抵抗があるのかもしれない。それか、また何か言われても弁明できるようにしている、とかそんなレベルの話かもしれないが。

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